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旧車は“ノーマルの味”を楽しみつつ、自分なりに乗るのがちょうどいい

旧車に乗っていると、よく「ノーマルで残ってる?」と聞かれる。
確かに純正のままの姿って、今では貴重だし、価値もある。
でも、自分は“ガチガチの純正派”というわけではない。


■ 走るための小さな工夫はしている

たとえば、点火系は現代のものに変えてるし、ウインカーも明るいLEDにしてる。
キャブレターはオーバーホール済み、ブレーキはメンテで効きを出している。

安全に走るため、壊さないために“今の技術”を取り入れるのは悪いことじゃない。
ただし、純正の部品は必ず取っておく。
それが後々、価値になったり、誰かの役に立つこともあるからだ。


■ ノーマルの雰囲気は残したい

外見はなるべく当時のままを意識している。
サイレンサーも純正を保管してるし、ウインカーもオリジナルに戻せるようにしてある。

いじりたい気持ちもあるけど、「戻せるカスタム」が自分のやり方。
昔のままの姿って、やっぱり独特の味わいがあるから。


■ 旧車は“付き合い方”がすべて

どこまで純正で、どこから手を加えるかは人それぞれ。
大事なのは、そのバイクとちゃんと向き合ってるかどうかだと思う。

流行りのカスタムでも、レストアでも、「好き」が感じられるなら全部アリ。
でも、自分の中では「残しておく美学」も大切にしている。


■ 思い出が詰まった一台だから

この旧車は、師匠から譲り受けた大事な一台。
当時、一緒にレストアしたこともあって、ただの機械じゃない。

今はキャブの清掃中。手がかかるけど、それも含めて楽しい。
古いけど、ちゃんと走るバイクって、それだけでちょっと誇らしい。