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自分と同じ年に生まれたバイクに乗るということ。

― バース年バイクのある人生 ―

「このバイク、俺と同い年なんだよ。」

何気なくそう話したとき、相手が一瞬だけ驚いて、そして笑顔になる。
自分のバース年に生まれた一台。
それを手に入れ、今乗っている。そう、それはただの古いバイクじゃないんです。人生を共にしてきた同級生みたいな存在


■ ずっと気になっていた「その年式」

自分がこの年に生まれたっていうだけで、なぜか惹かれる。
何十年も経って、偶然か、運命か…そのバイクと出会った。

最初は思った。
「この年式ってパーツもないし、整備も大変だろうな」
でも、それでもこのバイクでなきゃダメだった


■ 乗るたびに、“当時”と“今”が重なる

古いキャブ車の独特な始動音。
ちょっとクセのあるクラッチミート。
現代のバイクにはない“アナログ感”が、このバイクには生きている。

メーターの文字も、ウインカーの点滅も、
全部が「この年に生まれた」証拠。

まるで、自分と一緒に歳を重ねてきた感覚になるんです。


■ 手がかかるけど、それがいい

正直、手間はかかります。
キャブの調整やオイル漏れ、パーツの探し物……簡単ではない。
でも、それが愛着につながる

「自分のバイクは、自分で守る」
そう思うと、手を汚すのも悪くない。

最近は、キャブレーターを清掃中。
ちょっと気難しいけど、それもまた楽しい時間です。


■ 自分と“時代”を語れるバイク

新しいバイクが悪いわけじゃない。
でも、この年式じゃないと意味がないって思えるのは、自分のルーツとつながってるから。

自分がこの年に生まれて、
そしてこのバイクも、同じ年に産声を上げた。

同じ時代を走り抜けてきたと思うと、
ただの「乗り物」ではなく、「物語のある相棒」になる。


■ 最後に

バース年バイク。
それはスペックや価格を超えた、“意味”のある選択。
乗るたびに、自分の人生とリンクする。

誰かにとってはただの旧車。
でも、自分にとっては“今”を走る自分そのもの。

これからも、こいつと一緒に時代を超えて走り続けたいと思う。