「旧車は味がある、でも現行は性能がいい」
よく言われることだけど、それはほんとにその通り。
実際に旧車を所有しながら、現行にも試乗したりレンタルしたりしてきた中で感じた、**“現行バイクのここがすごい”**というポイントを今回は素直に書いてみたい。
■ 1. 圧倒的な「安心感」がある
現行バイクは、何よりも安心感が段違い。
エンジンは始動性バツグン、セル一発でかかる。
走っていても「どこか壊れないか?」なんて不安を抱えなくていい。
ABS、トラクションコントロール、ライディングモード…
昔のバイクにはなかった「守ってくれる装備」がたくさんついている。
■ 2. メンテが少なくて済む
旧車だとオイル漏れ、配線の劣化、キャブの不調などトラブルは日常茶飯事。
それに比べて現行車は、定期点検とオイル交換をしていれば“ほぼノントラブル”で走れる。
旅先での安心感も段違い。
「え、そんなに気にしなくていいの?」と驚くくらい気軽に乗れる。
■ 3. 燃費・排ガス性能が格段に良い
インジェクション車になってから、燃費も大幅に改善。
さらに排ガス規制にも対応していて、地球にも財布にもやさしい。
ツーリング先で給油の回数が減るのは、やっぱりありがたい。
■ 4. 現代に合わせた“走りやすさ”
取り回しの軽さ、足つきの良さ、軽量化された車体、前後のバランス…
どれも「進化してるな」と感じる。
高速も峠道も街中も、**“ライダーが無理しない設計”**がされているから、疲れにくい。
これは正直、旧車ではなかなか感じられない部分。
■ 5. 現行にしかできない“デジタル系カスタム”
現行モデルだからこそ楽しめるのが、「デジタル系カスタム」や最新パーツの導入。
- スマホと連携したナビ表示付きメーター
- ECUリマップやサブコンによる電子制御チューン
- USB電源やドラレコ、グリップヒーターなどツーリング快適装備
- LED化やシーケンシャルウインカーなど最新の灯火類カスタム
こういったカスタムは、旧車にはない自由度がある。
ECUやセンサーの情報を使ったチューニングは、まさに“現代のバイクだからできる遊び”。
■ 旧車とは“違う魅力”で光ってる
旧車が悪いわけじゃない。
あの時代の鼓動感、見た目の美しさ、そして人の手で維持する感覚――それも素晴らしい。
でも、「最新の技術で作られた快適なバイク」も、ちゃんと素直に評価したい。
旧車しか乗らない!というのもいいけど、
現行を知ることで、旧車の良さがもっとわかる。
それぞれのバイクに、それぞれの魅力がある。
あなたはどっちのバイクを選びますか?